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F1

F1ベルギーGP
2004年8月27日〜8月29日 SPA-FRANCORCHAMPS
 気候
ブリュッセルから東へ80kmところにあるスパ。山の中にあると聞いていたが、こんなところにあるとは思いもよらなかった。気候はあまりブリュッセルとは変りはないが、スパ・ウェザーと言われる山の特有の天気は健在。町は降っていなくても、スパでは降っていることもある。ここでは雨具は必需だ。そして何と言っても空気がうまい。森の中にあるだけに、新鮮な空気が豊富だ。
温度は15〜22℃ぐらいと過ごしやすいが、晴れるか雨が降るかによって体感温度は変ってくる。今回、予選の土曜日は雨で少し肌寒く、フリースにウインドブレーカを着た。そして決勝の日曜日は晴れたので、長袖のシャツ1枚で十分(朝夕は若干冷え込む)。しかし、晴れると日差しがきつく、その対策をしていなかった私は目が焼けてしまった(3・4日は痛い状態)。そのためにも帽子・サングラスは必需品だった。
スパフランコルシャン スパフランコルシャン
 サーキットまでの交通
やはり山の中にあるサーキット(一部公道を利用)。ブリュッセルからは直通で約2時間弱。高速道路(もちろん無料)をスパまで行き、そして15分ぐらいで駐車場。高速道路をおりると警察があちらこちらと交通整理にあたっている。金曜日は予定通りでホテルを出たのだが、高速道路で火災事故が発生してとんでもない大渋滞に巻き込また。バスのドライバーは高速道路を降りて下の道を走り、一生懸命にサーキットへ向ったのだが、午前中のフリー走行には間に合わなかった。とんだトラブルだったが、その後の土曜日、日曜日は順調にサーキットに着いた。
今回泊まったところはベルギーの首都ブリュッセル。観光地としても美食の町としても、公共機関(地下鉄、トラムなど)があるので自由に過ごすことができる。サーキットに近いところとなると、まずふもとのスパの町。個人のペンションぐらいしかないので滞在はまず無理。次に近い町ではリエージュという町があるが、ここにはホテルはあるが客室数が少なく、大部分は関係者がかなり前から予約を入れており、まとまった部屋を確保するのは非常に困難である。個人で行くのであればこの時期は宿泊料が高くなると思うが便利であろう。そうなるとブリュッセルが総合的に便利だと思う。
こちらの高速道路(無料)は快適だ。日本と同じぐらいの人口密度をもつベルギーであっても山地が少ないのでゆったりしている。片道3車線。日本車もそれなりに走っているが、ルノーやベンツ、アウディなどが多い。たまにこの時期だからかポルシェやフェラーリがよこを向けていった。スパに近づくと山と谷の風景、そして石を積み上げて作った独特な建物が多くなる。この地方はアルデンヌ地方と呼ばれるところで雨が多いせいか緑が多く、とても目に優しい光景が広がる。牧草を食べる牛もおおい。
高速道路を降りるとサーキット周辺は駐車場が所狭しと多くなる。普段は牧草地のところが駐車場に変る。ちょっと離れたところではサーキットと駐車場までシャトルバスを走らしているところもある。決勝が終わったときは鈴鹿でもあるまったく進まない状況がつづく。これは警察が交通規制をしているからで、最初はドライバーに2m進むのに1時間だと言われたが、1時間たって進み始めるとゆっくりではあるが順調に帰る事ができた。でも、帰りはブリュッセルまで4時間30分ほどかかった。
 お楽しみいろいろ
今回はメインのゲートと呼ばれるLA SOURCEから入った。バスが駐車場に泊まると一目散にそのゲートを目指して進む。たくさんの観客とともに出店にも目をくれず、ゲートへ突き進む。このゲートでは3つの入り口があった(ここでは観戦券をチェックされその日の入場券を切り取られる)。一つは全体への入り口、そして、ひとつはピット前のスタンドになるGOLD3、GOLD5専用の入り口。そしてパドッククラブへの入り口。雨が降った土曜日はとんでもない人の渋滞(?)。なかなか前に進まない。入るにも一苦労だった。そしてゲートをくぐると第一コーナーであるラソースを横に見ながらオフィシャルショップが建ち並ぶF1 Villageへと向う。
F1 Villlageにはフェラーリをはじめ、ウイリアムズ(FW26を展示)、メルセデスベンツ(MP4−19B、メルセデスベンツのセーフティカー、そしてベンツの最新車を展示)、BAR、ルノーがあり、一番大きな場所を占めていたのがTOYOTA(TF104Bほかを展示)。ヨーロッパでの市場拡大にも一役買っているF1においてはすごい意気込みを感じる(このショップのすぐ横のSILVER1の1ブロックをTOYOTAホスピタリティとして占有していた)。そして、それ以外のチームのグッズは全てのチームを取り扱うオフィシャルチームマーチャンダイズで売られていた。また、Village内にはミハエル・シューマッハのプライベートブランドのお店もあった。
今回は特製ベルギーGPの赤色の巾着袋(リュックにもなる)がサーキット内で無料で配られていた。その中にはサーキット内のマップ(折りたたみ式)、チケットホルダーとイヤープラグ、特製の3色ボールペン、そして来年のインフォーメションが入っていた。おそらくかなり数が配れたのだろう。わたしも5・6個召し取ってしまった。それ以外にF1 Villageでは各ブースでメルセデスではキミのポストカード、TOYOTAではマシンのポスターとポストカードなどが配られていた。
 サーキットでの食事とショッピング(1eur=約\135)
F1グッズはゲートを入る前での出店やサーキット内でのF1 Villageを利用しよう。食べ物はサーキット内ではワッフル(3ユーロ)、ハンバーガー(5ユーロ)、ホットドッグ(5ユーロ)の店があちらこちらにある。飲み物は地ビールが有名なベルギーにもかかわらず、スポンサーの関係上すべてFOSTER’S(4ユーロ)。地ビールはサーキットを出てから楽しもう。ベルギーGPのオフィシャルブックは10ユーロだった。
 ブリュッセルでの食事とショッピング
ブリュッセルはとても魅力的な街だ。今回利用したホテルはブリストルステファニーというルイーズ通りに面したホテル。5分ほど歩くとレストランがいくつか集まった通りがあり、地元料理をはじめ、パスタや中華料理まで楽しめる(夜10〜11時ぐらいまで開いている)。また、時間がない場合や遅くなった場合にはクイックハンバーガーがある。費用としてはバーガーでセットで5ユーロぐらい、レストランでは20〜40ユーロぐらい。
さあ、この時期のベルギーではムール貝の季節の始まりとなる。たくさんのムール貝があちらこちらのレストランで平らげられる。今回、このツアーでは夕食のオプションでムール貝を召し上がっていただいた。前菜に名物トマト・オ・クルベット(小エビをマヨネーズであえてくりぬいたトマトに詰めたもの)、そしてメインでムール・マリニエールとポテト。ムール貝をセロリ、パセリ、ポロネギとともに煮込んだもの。あつあつのムール貝の身をムール貝の殻で摘んでたべる。ほどよい塩味といいとても美味である。そして、デザートはチョコレートのムース。飲み物はビール。きっと満足していただいたと思う(その後も別の日にムール貝を食べたというお客様がいた)。
もちろん、ミシュランの星つきレストランも多い。予約が必要で服装には気をつけなければならないが、記念の食事としてはいいのでは。もちろん料金は高い。
地ビールを召し上がるのであればビア・カフェと呼ばれるところに行こう。何種類ものビールを飲み比べができる。シメイに代表されるトラピストビールと言われる下面発酵ビールがカラッとしたのどを潤す(近くのスーパーマーケットで1本(330ml)1ユーロぐらいで売っていた。ミネラルウォーターはメーカーによるが地元のもので0.7ユーロぐらい(500ml)だ。カフェでは3〜5ユーロぐらい)。また、ビールを使った料理も多く、ぜひ、ここを訪れたら体験してみてはいかがでしょう。
ベルギーでのお土産は何と言ってもチョコレート(ベルギーではチョコレートと言わず、プラリネと言われる)。老舗のノイハウスをはじめ日本でも有名はゴディバ、そしてヴィタメール、ガレなどブリュッセルの中心ともなる世界遺産のグランプラス近辺にお店がある。高貴で濃厚な味がお土産にはもってこい。
もちろん、著名なブランドは多くあるが、F1観戦から帰ってきたら店は閉店している時間でしょう。
名物:ムール貝 グランプラス ブリュッセル市街を一望
 SPA-FRANCORCHAMPS
1周6.976km。今シーズンF1が行なわれるサーキットでは最長だ。高低差もかなりある。特に有名なオールージュ(紅い水)と呼ばれる坂はこんなところをF1マシンが上るのかというほどの急勾配。これは下から見ても上から見ても感じることで、テレビでは伝わらない。行って見ないとわからないところである。
このフランコルシャンを土曜に半周、日曜は1周した。とてもしんどかったが歩かなければ体感できないところを感じることができた。土曜は雨だったので足元はぬかるみ、ちょっとしたくぼには水溜り状態。おかげで靴はずくずくで、ズボンは泥のハネだらけ。でも高台から見ると、あちらこちらから水しぶきがあがっている。もちろんマシンは見えないがあんなところを走っているのかと感じさせられた。
観戦席はGOLD1〜7、SILVER1〜9、BRONZEと3種類ある。当社で確保しているのはGOLD2。ここはオールジュを見下ろすスパならではの名物スタンド。轟くマシンのエンジン音が体に染み付いていく。あまり大きくないスタンドなのですぐに売切れてしまう。それ以外にはピット前のGOLD3・5・6、ポディウム前のGOLD1、ラソースからの立ち上がりからオールジュの駆け上がりまで見ることができるGOLD4、バスストップシケインが見渡せるGOLD7がある。そして、SILVERは指定席だが、ラソースの集中するGOLDとは違い、たくさんあるコーナーのところに点在する。そして、BRONZEはガケの自由席。席ではなくエリアのようなもの。金曜・土曜はそれぞれのカテゴリー内で自由席だった。私は当社で用意したGOLDの席が当社のお客様で売り切ったためにSILVER2に座った。ここも金・土はまったく席番がなかったが、日曜にはそれぞれの席にシールで番号が貼られていた。来年(決勝は9月4日予定)はスタンドも増やし、屋根つきのスタンドも増えるとのこと。
トイレについては、簡易トイレが設置されている。また、スタンドによってはその中にあるものもある。レース前となるとかなり混み合う。さすがに大自然の中のサーキット。男性は自然の中で済ませる人も多かった。
 SPAを歩いてみよう!
スパを1周しましょう。まともに歩いたら1時間ぐらいで歩けるでしょう(私は休み休みに歩いた)。まず、F1 Villageからコースをくぐって、GOLD4の前を通って最初の分岐点がある。SILVER6へ続くスパの真ん中を歩く道とバスストップシケインへ向う道ところである。ここはバスストップシケインに向うことにする。そうするとミニクーパータウンなるものがあった。そこにはいろいろな仕様のミニクーパーが並べられていた(サポートレースでミニクーパーレースがあった)。ここを後にして、コースをくぐりバスストップシケインへ。ここからの見渡しは遠くにGOLD2のスタンドがあり、目の前には広いエスケープゾーンがあるシケインが目の前に立ちはだかる。そしてそれを見ながらBLANCHIMONTを通りすぎるのだが、そこにはたくさんの人が所狭しとガケで観戦。家族連れの方も多い。フェンスと針金だけのところもありどこでも観戦できるのはいいのだが、ハプニングがあったら怖いような気がする。そしてまたコースをくぐって、コースを少し離れてしばらく歩いてSILVER9へたどり着く。ここまで来ると良く来たなと自分でも思った。人里離れたところのようだ。そして、少し戻ってSILVER8に、そして大きなコーナーPOUHONへこの辺りでは見晴らしがよくスクリーンがあるポイントでは、フェンスにテントを括りつけている人達も場所取りでっもあるがいかにも徹夜をしていたと言う感じだ。ようやくSILVER6へ。ここのBRONZEエリアは広いが急斜面。歩く当方も坂道に息があらくなった。でも、日曜ともなるとこの急斜面でも所狭しと座っている。おそるべしスパ。側道にも人が溢れていた。日本人と見るや“SATO、SATO!”と声をかけられニッコリする。やはり彼はどこへ行っても注目されていることが伺える。さあ、続いてRIVAGE沿いを通ってコースをくぐりスパのHighest地点に到達する。ここから見る風景は壮観だ。あんなところからマシンが走ってくるのかと思うと一番美しいサーキットはスパフランコルシャンと言われるのもうなずける。そして、続いてMALMEDYにあるSILVER4、5のスタンドへ。ここを過ぎてLES COMBES、KEMELの最速地点のストレートを左に見ながらひたすら歩く、そしてようやくオールジュを見下ろすところまでやってきた。少しぬかるみの道を歩いてGOLD2の裏を通りオールジュを見ながら下りてF1 Villageに到着。いやあ、自然の立地に基づいて作られたスパフランコルシャン。とてつもなく偉大なサーキットだ。自分で歩いてみるとUPDOWNが身にしみるように感じた。そしてスパウェザーと言われる気まぐれは天候も理解できたような気がした。ぜひ、皆様も歩いてみてください。
バスストップシケイン 遠くから見たGOLD2 ミニクーパーのプロモーション
ひたすら歩く。汚れます サーキットマップ ここもBRONZEです
SILVER9の入り口 SILVER8付近にて ほとんどガケです(POUHONにて)
 決勝の日
さあ、決勝の日、駐車場にはたくさんのバス。そして、サーキットへ向う。しばらくたって、ミニクーパー、ポルシェのサポートレースが行なわれ、11時15分からはドライバーズパレード。昨日が雨だったので、いくつかのサポートレースは中止された格好となった。このドライバーズパレードはドライバー全員がトラックの荷台にのり長いコースを1周廻るものだった。そして2時のスタートを迎えるにあたって、ラソース近辺ではいろいろなイベントが行なわれた。FORSTER’Sのコスチュームを纏った女性によるドライバー出身国の国旗を掲げた行進にはじまり、スタート地点ではベルギー国歌の演奏(ハーモニカによるものだったが、口パクぽかった)などスクリーンに映し出される国際映像などを見る。空いていた席もほとんど埋まり、そして2時をすぎたころフォーメションラップが始まる。いよいよ始まるベルギーGP。そして固唾を呑む中スタート。ルノー、フェラーリと自分の目の前を通り、オールージュを駆け上がるところでBARのマシーンがスピン、そして、ミナルディとジョーダンのマシーンが衝突。火が出る。私にしてみれば緊張していたのか恐ろしい光景だった。その後のレース展開は皆様の方がご存知だと思うのでここでは記さないが、セーフティーカーが3回も入り、K・ライコネンが優勝して完走扱いを含め11台、まさに波乱のサバイバルレースとなったスパには魔物が棲んでいるような気がした。
見事にレースが終わりウイニングランをするのかと思ったらラソースのところでマシーンは止まり、ドライバーは降りてポディウムへ。これはガッカリだった。てっきり1周走ると思ってカメラを用意していたのに。。。そして、表彰式が始まる。2つの門が開けられ、そこからファンがなだれこむ。わたしが座っていたスタンドからも網を倒して入ろうとしたが警備員に止められ入れずじまい。門のところも人でごったがえしていたので、あきらめてスタンドから見守った(当社のお客様はほとんどがコースに入ったとのこと)。ヨーロッパのサーキットでは表彰式はファンとともに祝うもの。すばらしい感動する光景だ。表彰式が終わると足早にバスへ戻った。
国旗の入場 いざ、スタート 表彰式
 ツアー参加の方からのお写真
GOLD2より GOLD2を駆け上がる これだけ斜度があるのです
フィニッシュ後ポディウムへ
湧き上がるボディウム
ラソース
スパフランコルシャンはすばらしい。また食事がおいしく治安も比較的によいベルギーという国は日本からの観光客にはなじみやすいと思う。天候は安定はしていないが、スパなら雨も許されるというより仕方がない。水しぶきをあげて走るマシーンは芸術そのものだと思う。特にオールジューではそう感じる。ぜひ、皆様もこのスパフランコルシャンを一度体験してほしいと思う。そして、このサーキットのスケールの大きさをご自身で感じて欲しいと思う。
最後にご夫妻、お一人様で、友人同士などたくさんの方々に参加いただき誠にありがとうございました。この場をお借りして御礼を申し上げます。
以上この観戦記は、日通旅行スポーツデスクがお届けしました。

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